● 30代の会社員に、「心の病」が忍び寄る。
Yahoo!のトピックに掲載されたので、このお話をご存知の方も多いと思うのですが、
興味深い話なのでここで取り上げてみたいと思います。
その記事によると、「心の病」がもっとも多いのは30代であるという調査結果を今年7月、
財団法人・社会経済生産性本部が発表したそうです。
20代や40代とは違う、30代なりの事情を中心に、その原因を要約して挙げてみると―
●20代に比べると重要な仕事を任せられる半面で、40代のような権限が与えられることがない。
→ストレスの原因となっている。
●もともと、会社組織では上下の世代の板挟みになりやすい。
→一つの会社に価値観を求めない20代と、上の世代がリストラされ、
抜てきされてきた『勝ち組』が多い40代。
●90年代初頭のバブル崩壊による不景気で、就職氷河期や親のリストラなども経験。
→今の30代は社会の価値観が激変した時期に船出した。
●晩婚・未婚が進む時代とあって、30代が『人生の決断』を迫られる時期。
●成果主義の功罪。
→毎日が勝ち残るための戦いでストレス増。
簡単にまとめてしまいましたが、特殊な状況に置かれている30代の会社員が
「心の病」を患う傾向にあるのは確かなようです。
さらに記事はこう締めくくっています。
不景気になると仕事の一時的負担が減るため、ストレスはかえって減るという法則がある。
だから、景気が上向いたとされる今の日本社会には逆の現象が加速されうる―。
経済事情を背景に増加してきた自殺者数。
景気が上向きだしたとしても、負担のかかるポイントがスライドしただけだとしたら、
なんだかやるせない気分になってしまいます。
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