● うつ病も、うつ病の原因も、さまざまなタイプがあるのが現在の状況です。
うつ病といえば、以前までは主に「大うつ病(=うつ状態のみを示すうつ病。
そう状態のある双極性障害とは区別される。英語のmajor depression の訳。
主なうつ病という意味で、重いうつ病ということではない。)」のことを指していましたが、
現在では違うタイプのうつ病も多く見られるようになってきたことは、既出の記事でも記述した通りです。
鬱という病は、時代を反映するものなのでしょうが、うつ病になる原因もまた、
現在ではさまざまな形があるようです。
最近、公務員の「心の病」を原因とした休職者が増加しているというニュースをよく目にしますが、
教職員の休職者も増加傾向にあります(この関連記事も紹介しました)。
うつ病などの心の病で休職した公立学校の先生は、2005年に過去最多の4178人にものぼり、
過去10年間で3倍にもなりました。
問題となっているのが、『親の理不尽なクレーム』だそうです。些細なことで教師を怒鳴りつけるなど、
親の、教師や学校への言動が問題となっています。親の立場からしてみれば、
自分の子供のためにやっていることなので、
自分の言動の中に理不尽さが含まれていることに気付いていないのかもしれませんが…
気付いていないことも問題ならば、それに対処出来ない若い教師が増えてきていることも、
問題であるのかもしれません。
また、前述した通り、公務員全体でも心の病を原因とする休職者が急増しています。
大部分の自治体が
「仕事量が増大している」とし、
さらに「住民の行政に対する見方が厳しくなっている」とも答えています。
政治の腐敗や、一部の人間の言動がもたらす負担は、
結局のところ他の人たちが受けることになってしまいます。
社会のバランスが崩れれば、当然心のバランスも崩れていく…
そういう状況が継続しているのが現在の状況なのかもしれません。
自殺やうつ病の原因を追及することは、
社会の問題点を浮き彫りにしていく作業に他ならないのかもしれませんね。
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